■添削の眼(文責:どんぐり倶楽部)

●添削中に考えていること、考えるべきこと。
動画 for PILOT(指導者養成講座「DONGURI-PILOT」からの抜粋です)

*0mx05+5mx16-pilot(0mx05と5mx16を使って生徒の現状を把握している様子です)

■音声が出ない場合は下記の設定をクリックして画質を240Pにするといいようです。

*答え合わせはさせない

答え合わせを生徒自身にはさせてはいけません。

また、余計な一言を書き込まない。
アドバイスは、口頭で軽く優しく伝える。
添削は、確認(思考の後追い)の形跡と、見て欲しい部分のアピールのみ。

キャンバスはワーキングメモリー部分であり、その子の心のキャンバスでもある。
そこに、書き込むのだから、軽い気持ちで書き込んではいけない。
一生残る言葉だと思って、書き込むことが大事です。
目の前のこの10年後を考えて書き込むことが肝要です。

軽々しく「ざんね〜ん」なんて、たかだか計算ミスで、心のキャンパスに書いてしまっては、
それまでの教育が台無しになりますからね。

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■長時間の読書は危険ですよぉ(文責:どんぐり倶楽部)

●読書なら、何時間でも許す保護者がいる。
 止めていただきたい。

 幼児・児童期の長時間読書は、危険である。

 TVゲームよりはいいですが、それでも危険です。 TVゲームは論外ですからね。

 漫画じゃなくても同じです。

「本の虫」を、何かいいことのように勘違いして

「時間があると、本ばっかり読んでるんです。もう少し外遊びもして欲しいんですけどねぇ。」と平気な顔で言う。

 平気な顔どころか、自慢げに言う保護者までいる。

 何を勘違いしているのだろうか。

 慌てて下さ〜〜い!

 非常に危険な状態に育ててしまったということですよ。

 直ぐにでも、本からひっぺがして、ガンガン外に連れていき、疲れて眠くなるまで外遊びをしなくては大変なことになります。

 大人も大人で、安易に「見聞を広めるには〜」なんて言ってはいけません。

 見聞を広めるのは「現実世界で」の話です。

 仮想世界では、
 その仮想世界に入る以前に、現実世界で体験して蓄積したデータを使います。
 ところが、そのデータは、幼児・児童期には非常に貧弱なデータしか蓄積されておらず、
 豊かな仮想世界を作り上げることが物理的に不可能です。

 つまり、読書にふけっている幼児・児童期の子供達は、異常なまでに貧弱な仮想世界で時間を過ごしていることになります。

 また、それだけではなく、
 この時間は、現実世界から受ける刺激や情報が一切入ってこないので、現実社会に対応する準備が全く出来ません。
 日常生活で必要とされる適度なストレス耐性さえも育たなくなる可能性まで出てきます。

 幼児・児童期には、本は嫌いじゃないけど、外遊びと読書だったら、迷わずに「外遊び!」と言えるバランスで育てなければ、後々、厄介なことになります。

 仮想世界を十分に豊かに作り上げられるほど、現実世界を味わい尽くしたあとでは、読書の時間は至福の時間となります。

 そのためにも、幼児・児童期には「本の虫」には、体を張ってでもさせないことが大事なんです。

 ただし、その現実世界も、量ではなく質を、味見ではなく味わうことを重視しなければ時間の浪費になります。

 体験した数が多ければ豊かになるというものではありません。

 どれだけ深く、どれだけ味わい、どれだけ感じたかで、蓄積されるデータが異なるからです。

■3人の子供を潰した例-「なぜですかねぇ...」(文責:どんぐり倶楽部)

●せっかく、どんぐりポケットに通わせたのに、どんぐりの説明も聞いたのに、
 子供は才能を持っていたのに、親の理解がないばかりに、
 漫画(読書)の時間を制限しなければならないことに気づかず、
 学校の成績を学力と勘違いして、アドバイスに耳を傾けず、
 反復学習をさせ続けて、子供を潰した親がいる。

 それでも、全く気づかない。

●何年もかけて育ててきた悪い習慣を、半年やそこらで、しかも、他人任せで修正できるなんて虫のいい話はない。
 能力はある。絵もかける。が、親が全く環境設定できない。

 環境ばかりは、子供本人が作り出すことはできないものなので100%親の責任である。

●絵を見ればわかるのに、その絵を見ようともしない。
「(学校の成績が振るわないことだけにしか目が行かず)なぜですかねぇ...」で思考停止である。
 残念ながら、この状態では子供の回復は不可能である。

●時々「親の私が馬鹿だから〜」という事を口にする保護者がいる。

 子供に失礼である。

 馬鹿なのは君だけで、子供には関係ない。
 こんなことを言われている子供本人は才能に溢れている。
 しかし、全く、その才能は使われないようにさせられている。
 責任は、全て保護者の意識の無さである。
 馬鹿でも、真剣であれば、気づくことはできる。
 真剣じゃない親の面倒を見るほど暇な人はいない。

どんぐり倶楽部・代表:糸山泰造
http://reonreon.com/

■どんぐり倶楽部とは:大阪講演(文責:どんぐり倶楽部)

■どんぐり倶楽部は、危険な中学受験を回避しつつ、
中学受験を経験した子供達よりも
格段に賢く優しく逞しい子供(地頭の良い子供)
を育てるための方法を公開している子育てと教育のサポート機関です。


■2012年の大阪講演の様子をお届けします。(期間限定)

「どんぐり倶楽部」って何?...という方にも分かるように、写真、パンフレット映像をUPしてみました。

<大阪講演会の動画:120分YouTube>
*音声が出ない場合は[設定:ギアマーク]で240pを選択するといいようです。 

●下記は、クリックすると全てDL(ダウンロード)されます。*データが大きいので多少時間がかかります。zipです。
*中画質ロングVer

*低画質分割Ver:5分×24=120分
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<大阪講演会の写真>
http://dl.dropbox.com/u/78229866/2012-SLOW.zip

●下記より、どんぐり問題、全700題の解答例をご覧いただけます。
<年長向け問題100題>
http://dl.dropbox.com/u/78229866/6mx-AllSamples.zip
<EX向け問題6題:中学・高校入試問題>
http://dl.dropbox.com/u/78229866/EX001-006-AllSamples.zip


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どんぐり倶楽部・代表:糸山泰造
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■どんぐり問題・新訂版(文責:どんぐり倶楽部)

■学習は、これだけにして、ガンガン外で遊びまわれば、理解力・読解力・思考力・想像力・計算力...etc、全てが育ちます。
 子供達に、余計なこと(高速大量反復学習・習い事・大量の読書・TVゲーム)をしている暇はありません。
 まずは、ヒトを人間に育て上げ「人生を楽しむことができる力・絶対学力」を身に付けさせなければ生きてはいけないからです。

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■簡単に覚える方法は教えるけど、たくさん覚えないでね(文責:どんぐり倶楽部)

●誰でも漢字を1回も書かないで書けるようになる方法:IF法の解説
下記では熟語の覚え方まで解説していますが、思考力養成にはなりませんので、最低限の使用で抑えてくださいね。
三角視算表と同様に、回避策に過ぎません。思考力養成以外に時間を使う事自体が悪影響を及ぼしますので、時間短縮と悪影響の回避のために公開した方法です。
簡単にできるからといって、沢山覚えようとか、この方法で宿題を全部してしまおうなんてのは、本末転倒です。

基本的にIF法自体は、漢字1文字対応。熟語には音の「再現性の利用+IF法」となりますが、なるべくしない。
生活に密着していない漢字や熟語を覚える意味は、年代的に全くいい影響はありません。

図書委員→「音+意味」だけ覚える「トショイイン→図書を任された人」→「ト→IF法→図」「ショ→IF法→書」「イ→IF法→委」「イン→IF法→員」

ですが、

こんなの書けなくていいので、書けるようにはしないほうがいいんです。

「音+意味」だけ覚える「トショイイン→図書を任された人」で STOP !

*何でも覚えればいいってもんじゃない。
*この方法(IF法の応用)を使うと、小学生にでも、中学で習う黄道十二星座で、どの星座が何月何日にはどの方向に見えるかも(見えない星座でも)完璧に言うことができるように覚えることはできますが、無意味です。
<参考ページ>
http://reonreon.com/if_sample.html

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■全員必見-是非是非(文責:どんぐり倶楽部)

●下記は、全く同じ体験です。時代も場所も違うのに、子供達の反応が全く同じだということは、人類共通だということです。
 外国でも、全く同じことが起こっていますので、普通の事実です。悪影響の受け方も、壊れ方も、回復の仕方も同じです。
 残念なことに、回復のしづらさも同じです。

●お馴染み、金森先生のオマケビデオです。(内容は「オマケ」ではなく、緊急課題です)

http://pegashin.blog53.fc2.com/blog-entry-630.html

●金森先生のブログは下記です。

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■大事なことは、言葉(音声)を聞いて、絵図化すること(文責:どんぐり倶楽部)

●大事なことは、言葉(音声)を聞いて、絵図化することです。
 これが、すべての学習の核になります。

●言葉には、聞いた言葉と自分の頭の中での言葉があります。
 また、言葉(音声)が、記号化(発音記号)されているものが文字ですので、文字は言葉に含めます。すると、

 文字・言葉を絵図化することが、全ての学習の核になります。

 といえます。

●まずは、絵図化することが大事なのであって

「読めるようにする」
「読めるから読ませる」
「大量に読ませる」

 は、思考力養成には全くならないということです。

 読解力養成にもなりません。

 ですから、読むことが苦手な場合は、読んであげる。
 読み聞かせのように読んであげる事が重要です。

 一行読んであげて、その一行を絵図化するまで何時間でも待つ。

 できたら、次の行を一行読んで待つ。

 一日に1業しか進まなくても大丈夫です。

 どんぐり問題は、3〜4行から構成されています。
 ですから、一日1行で3〜4日で1問。
 つまり、1週間に2問までになります。

 基本であり理想の状態ですね。

 丁寧に丁寧に田も死んで味わって、どんぐり問題を消化すれば、
 栄養が吸収され、思考力養成は非常に簡単に楽しく終えることができます。

 絵図化できるようになったら、よく見る練習が待っています。

 そして、最後に、操作する練習が必要になります。

●最初から「ヒント」という名目で問題文に関係する絵図が描かれてある問題が、使い物にならない理由でもあります。
 筆算は筆算を描き起こすのが「練習」なのに、最初から筆算が書いてある筆算ドリルがありますが、全く意味がありません。
 もしも、そんなドリルを使っているのであれば、教育者としての見識を疑います。
 知らなかったのであれば猛省すべきです。
 気にならないのであれば、教育に携わらないことです。

*スポーツの場合は、絵図化したもの(頭の中で描いた理想的な動き)の通りの動きができるように、
 誤差修正するための「練習:反復を含む」が必要になりますが、思考では不要ですので反復はしません。

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■やっぱりなぁ(文責:どんぐり倶楽部)

●やっぱりなぁ。3年以上、「どんぐり」をやってると、こうなるんだよねぇ。
 本当に、教えることってないし、教えちゃいけないよなぁ。

<引用元:http://02672405.at.webry.info/201212/article_8.html>
<引用開始>
【絶対に教えてはいけない問題」やってみた。(どんぐり問題6MX62)】:作成日時2012/12/28 08:19  冬休み。年末年始は忙しいけれど学校へ行っている日に比べればゆっくり「どんぐり」に向かえます。
 ちょっと5MXや6MXも問題の束に入れてみたら、目新しい問題好きの娘が これを選びました。

 以前、糸山先生のブログで「絶対に教えてはいけない問題」として記事にもなっていた問題。

<6MX62>(2012年12月、花凛 小4、どんぐり歴3年8ヶ月)
 今年のペンギンクラスはフンボルト族とマゼラン族でできています。
 フンボルト族は23匹で、マゼラン族はクラス全体の1/3より5匹多いそうです。
 では、マゼラン族は何匹いるのでしょう。

フンボルト族は、「ボルト」だけに 足が速い。
マゼラン 族は、体重計が壊れるくらい重くって、絶滅しかけている。
こういうユーモラスなキャラクター設定を思いつく日は、楽しく、調子よく、取り組めている証し。
問題選びのときに一読しながら「これ解けそうかも☆がんばってみる」と言ってたし、円グラフを描く手も迷いなく。

もしかして、もう「見えていたの?」と思ってしまうほど。
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<引用終わり>

*お見事です。これを「思考力」といいます。

「視考力を活用した考える力・絶対学力を育てませんか?」by DONGURI-CLUB

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■MEMO:「答え合わせ」はさせない(文責:どんぐり倶楽部)

●答え合わせという名目で「ヒント」を与えないようにしてくださいね。
 あってるかどうかは、確認してあげるのは結構ですが、答えを見せたり、書きなおさせたり、
 その場で答えにたどり着く式を導かせたりはしないことが肝心です。

→自動的に、自分で答え合わせをさせてはいけないということになりますね。

*答えは思考回路に関係ないこと。解ける解けないが問題ではないこと。再確認すること。

●「分からん帳」の<システム>を、わざわざセットにしてあるのは、答えの数字を見せないためでもあります。

「間違い」→「分からん帳」(※答えの数字を見ていない場合だけ、回路ができます:正解の数字を導くために使われる回路とは異質)です。

●答えの数字を訂正して返却するのは、
 子供の努力を台無しにすることです。
 気をつけましょう。

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