●ライブ録音:小5後半からのどんぐり開始の相談(文責:どんぐり倶楽部)

■相談のライブ録音を書き起こしていただいたものです。参考になると思います。
※余りにも同様の相談が多い(徹底反復高速計算練習で全く考えられなくなった高学年の「どんぐり」開始の相談)ので記録しておきます。

糸山先生:え〜っと、今(2012年11月)何年生ですかね。
相談者>:え〜っと、5年なんですけど。
糸山先生:あ、5年ですか、はい。
相談者>:あのぉ、計算問題ばっかりしてですね。
糸山先生:あ〜〜、はいはいはい。
相談者>:全然、解けないんですよ。
糸山先生:え〜っと、5年生ですね。あ、ちょっと待って下さいね。
相談者>:今日から、やり直したいなぁと、思ってるんですけど。
糸山先生:え〜っと、5年生でしょ。ん〜。
糸山先生:今、宿題、習い事、家庭学習はどうなっていますか?
相談者>:宿題は、学校の宿題はしてます。K式をず〜っとしてたんですが、あの、ちょっとやめたんですよ。今回。
糸山先生:どんぐりの問題は1問でもやってみましたか?何年生のものを何問やりましたか?...そうですか。どうしようかな...5年生で、今もう11月ですよね。今度6年生ですよね。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:え〜っと、ん〜、中学校はどうなるんですか。普通の公立中ですか。
相談者>:公立中です。もう難しいかな、と思いまして。
糸山先生:え?何が難しい?
相談者>:受験が。
糸山先生:ああ、トンデモナイですよ。どっちもWでは無理なんですよ。
※思考回路養成と破壊(パターン学習)を同時にするという意味のW
相談者>:そうですね。中学受験は、もう、ちょっと、考えておりません。
糸山先生:うん。え〜っとね、ただ、5年生でしょう。中1ぐらいまでする覚悟がないと難しいですよ。
相談者>:そうですね。あの、今度、あの、個人の塾に行かせようかと、思ってるんですけど。
糸山先生:そこで、どんぐりの問題を使ってもらえるならば、行ってもいいですけども。
相談者>:あ、はい、あの、それを、ちょっと今度の土曜日にお話に行くんですよ。「どんぐりのプリントを是非お願いします」と。
糸山先生:是非というか、それ以外はさせないようにしないと。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:少しでも、そのぉ、所謂、単純計算のものが入ると、そっちの方が、あの、強力なんですよ。要するに、単純だから強力なんですよ。流されるんですね。だから、それを、宿題にしてもとめなきゃダメですよ。宿題をやっているだけでも、おそらく、ダメです。
相談者>:宿題って言ったら、学校の宿題...。
糸山先生:学校の宿題です。学校の宿題をやっているだけでもダメです。要するに、計算問題がいっぱいでるでしょ。
相談者>:出ますねぇ。
糸山先生:ね、それ以外はほとんどでないし、あとは漢字でしょ。
相談者>:はい。
糸山先生:どっちもただの反射なんですよ。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:ですから、それを常に強化していることになるんで、(この段階まで来ていると)それをやめない限りは、どんぐりをいれてもダメです。
相談者>:そうなんですかぁ...。
糸山先生:要するに、マイナス学習をしながらプラス学習をいれてもマイナスの方が大きいので、プラスマイナスでマイナスになるんですよ。
相談者>:そしたら...。
糸山先生:やめるしかないんですよ。あの、他のものをね。全部。
相談者>:はい。
糸山先生:で、あの、習い事とか、何かしていますか?
相談者>:空手をちょっとしています。
糸山先生:空手はいいです。段はとってないですよね。小学生ですからね。
相談者>:級はありますけど。
糸山先生:うん。え〜っとね、難しいところですね。5年生でしょ。5年生の後半で、ずっと高速学習ですもんね。K式は、何年生からやってましたか。
相談者>:幼稚園の時からやってるんですよぉ〜。
糸山先生:幼稚園からやってるんですか。
相談者>:そぉ〜なんですよぉ〜。
糸山先生:ああ、じゃあ、もうアレですね。あのぉ、例えば、どんぐりの3年生くらいの問題をみても、数合わせだけをして、ぱっと答えを言って、まったく違う答えを言うというタイプですね。
相談者>:そうなんです。
糸山先生:そうでしょうね、年長問題解けない子はいっぱいいます。小5の子で、それまで、ドリルをいっぱいやってきたにもかかわらず(やってきたから)、小2の問題に全く手がでないという子供達いっぱいいます。
相談者>:そうでしょうねぇ。ちょっと、読売新聞で拝見して、全然、私にも分からなかったんですよ。3年生の問題が。
糸山先生:そうですね。あの、絵を描かないからなんですよ。ただ単に。
相談者>:絵の描き方も分からないのですが、。
糸山先生:いえいえ、分かります。それは分かる。あの、それは絵を描いた事がないからそう思うだけで、描けるんですよ。で、絵を描いて、絵を描いただけで分かるというのが、ただ単に、理解するという事だけで、絵を描いただけでは答えがでないものが2年生の後半から入るんですね。で、それは、絵を比較しながら動かして、また描き直しをしなければならないんですよ。ここに、すごく大きな壁があるんですよ。普通それを乗り越えるのに3年くらいかかるんです。で、今5年でしょ、ということを、今考えていて、どうしようかなと考えているんですよ。5年生だと、あと15ヶ月として、それでもやはり多くても一日一問にしなくてはいけないんですよ。
相談者>:そうなんですかぁ。
糸山先生:本当は、週に2問しかやってはいけないんですよ。
相談者>:そうなんですか。
糸山先生:週に2問しかやってはいけなくて、あのぉ、そうしないと<処理>になってしまって、自分で考え出すということをしない人間になるんですよ。もともと今の時点でそうなってるんで、それを、あのぉ、リセットするには、すごく几帳面にやらないといけないんですね。で、そうすると、宿題もいっさいさせない、計算問題もいっさいさせない。そうすると学校の評価が全くダメになるんですが、それでもやりますか?という話になるんです。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:あの、そこはもう、最初に決めておかないと、ただどっちもやって、「どんぐり」をただ加えるということになると、お子さんの負担が増えるだけなので、マイナスになるんですよ。
相談者>:はぁ。
糸山先生:そこを、一応話だけ、僕、しておきますね。あとどうするかは、もう、お母さんの自由なんで。
相談者>:はい。
糸山先生:で、そうなります。え〜、まず、僕が見てきた、あのぉ、その単純計算をいっぱいやってきた子どもというのは、僕が1年みてきた子でも、なおりませんでした。最終的に。あのぉ、なぜかっていうと、それは、家庭で宿題をさせていたからです。僕は、させないでくださいと言ったんですけど、5分10分ならいいだろう、と思ってさせてたんですよ。それでダメでした。で、それはきっちりやれば少しはなおります。完璧にはなおりません、もう言っておきますね。小学校2年、3年ぐらいでないと根本的な修正はできないです。
相談者>:そうですかぁ。
糸山先生:というのは、感情育成とか基本的な原型回路を作る年齢って6歳〜9歳位までなんですよ。そこで、もう単純計算がいっぱい入って来てるんで、それはもう、あきらめてください。ただし、視点を変えることはできるんですよ。
相談者>:はい。
糸山先生:今までただ単に数字合わせをしてきたものをちゃんと文章を絵図にして絵図の中で解いて行くという、それは手順になるんですけども、それがないと高校入試さえもままならないんですね。
相談者>:そおなんですよぉ。
糸山先生:そうなんですよ。なので、それに切り替えるのに、2年と思っていただいて、5年生、6年生、中1の夏まで。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:うん。それをきっちりされればどうにかなると思います。
相談者>:そうですか。高校受験なんです、私も。
糸山先生:それはしょうがないですよ。根本的な回路ができていないんで。ただそれをそのまま放置しておくのはかわいそうなんで。
相談者>:そうなんですよ、計算ばっかりして...。
糸山先生:でしょ。
相談者>:可哀想で、もう。
糸山先生:もう、計算しかできないんですよ。
相談者>:そうなんですよ。
糸山先生:計算ばっかりするというわけではなくて、計算だけしかしないように育ててしまったので、しょうがないんですけどねぇ。
相談者>:ねぇ。
糸山先生:だから、そこは、あの、もう5年生なんで、きちんと腹割って話さないとダメですよ、そのかわり。
相談者>:そうですね。
糸山先生:で、「勉強のさせ方を間違ってました、ごめん」って言わなきゃダメですよ。あのね、それちゃんと言わないで、ただ単に勉強方法を変えるというお母さん、いるんですけども、それは絶対ダメです。
相談者>:はい。
糸山先生:責任をちゃんととらなきゃダメです。そこをやっていただければ、2年かかると思えば大丈夫です。
相談者>:大丈夫ですかねぇ、学校の宿題とかさせなくて。いいんですかね。
糸山先生:いいどころか、させてはダメ。
相談者>:させてはダメ...。
糸山先生:いい悪いの話じゃなくて。
相談者>:しないんですか、あの、学校の宿題は。
糸山先生:する人もいますし、しない人もいます。それは、子どもをどうするかの話ですから。宿題というのは公立の小学校でも、全く出ない小学校もあるんですよ。
相談者>:そうですよねぇ。6年生になったら出ないって聞いたんですけど。
糸山先生:じゃなくて、全学年ですよ。全部でないところもあるんですよ。ということは、学校で出している宿題は単に先生の<趣味>だっていうことですよ。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:その<趣味>に子育てをつきあわせるのか、ということですよ。それ責任とってくれないでしょう。
相談者>:そうですねぇ。
糸山先生:全部親が最終的に責任をとるんですから、宿題だからさせなくちゃいけないんですかって聞いてくる人はいるけども、それは親が判断すべきことです。
相談者>:分かりました。あの、それでですね、下に4歳の子がいるんですけど、この子はK式にはやらないで...。
糸山先生:もちろんですね。4歳、5歳までっていうのは、何にもさしちゃダメですよ。
相談者>:そうなんですかぁ...。
糸山先生:あの、知的系統的教育はいっさいダメです。じゃあ、何をすればいいかというと、生活を味わう事。
相談者>:そうですかぁ。
糸山先生:とにかく外に連れて行く事。
相談者>:はぁ...。
糸山先生:それをしないとまるでダメですよ。それと、もう一つ。本はいっぱい読ましちゃダメですよ。読んであげるのはいいです。読んであげるのはいいけども、自分で読ませてはダメです。
相談者>:そうですかぁ...。
糸山先生:つまり、外遊びと読書とあったら必ず外遊びを選ぶ、だけども、本は別に嫌いじゃない、という程度に育てるのがベストです。
相談者>:あぁ...そうですかぁ...。
糸山先生:それを本だと安心しちゃって、あの、いくらでも与えたりする人がいますけどもすごく弱くなります。子どもが弱くなる。
相談者>:そうですかぁ。あぁ...。私、育て方をちょっと。
糸山先生:しょうがないですよ、どんぐりの理論は私が作ったんですから、20年位前までなかったんです。ですから、しょうがないです。世界的になかったんですからね。
相談者>:そしたら、あの...年長さんから、あるんですよね。
糸山先生:それは年長さんになってからやってくださいね。「年少とか年中からやってはいけませんか」と聞かれますが、絶対ダメですよ。
相談者>:ダメなんですねぇ。
糸山先生:だってそんなことやっている暇ないですもん。生活を味わうのに時間がいるんですよ。
相談者>:そしたら、年長さんからすればいいんですね。
糸山先生:うん、「から、すれば」じゃなくて、年長さん「から、しか」しちゃいけない。しかも、式とか答えとか求めてはダメなんですよ。
相談者>:はあぁ...。
糸山先生:それも...、あ、パソコンがないんですね。え〜っと、解説書があるのでそれを読まれた方がいいですね。
相談者>:はい。
糸山先生:で、お兄ちゃんは、くれぐれも最大でも1日1問にしてくださいね。それで、年長からやるにしても年長から小6までピックアップして、全部やることはないんで。
相談者>:あ、そうなんですか。
糸山先生:たとえば20問ずつピックアップしてやるとすると140題なんですよ。そうすると3日に1日やっても1年で終わるんですよ。
相談者>:そうなんですかぁ。
糸山先生:そういう風に作ってるんです。それは、重複している問題も入っているし、似たような問題で数字だけ変えている問題もあるんで、そこは、面倒ですけどもお母さん一回目を通してください。解かなくてもいいんで、これとこれ似ている問題じゃないかとなったらそれは省いてください。
相談者>:はい。
糸山先生:そうすると1年2年でどうにかなるんで。
相談者>:そうですか。
糸山先生:で、下のお子さんにも使えるんで、2冊ずつなんか買う必要はないので、問題をちょっとだけ貼っておいて、お兄ちゃんが使い終わったらまたはがして下のお子さんに使えばいいんで、ただやり方だけ。あの、いっぱいやればいいなんてのは、あり得ないんでね。
相談者>:そうなんですかぁ...。
糸山先生:ゆっくりやらないと、自分で考えるというのをしない子になるんですよ。「急がせる(高速で)」っていうのと「たくさんさせる(大量に)」っていうのと「早くさせる(早期:先取りで)」っていう、この3つは絶対にしちゃいけないんですよ。
相談者>:そうですかぁ...。
糸山先生:そうすると考えない子になるんですよ。
相談者>:えぇ...。
糸山先生:良くてもヒントを待っている状態の子。
相談者>:はい。
糸山先生:あの、要するに、自力では何にも考えられない子になるんで、あの、それを避けなければいけないんで、そこは、ちょっとキチンと覚悟をして親がやらないと。
相談者>:1日1題で。
糸山先生:最高でですよ。だから、3日に1題くらいでも大丈夫なんで、セレクトさえちゃんとすればね。なんで、子どもの体調とか気分によっても、できるときとできないときがあるので。
相談者>:はい。
糸山先生:で、ヒントは絶対ダメですからね。
相談者>:ヒントはダメ。
糸山先生:ヒントは一切ダメですからね。言っていいのは、例えば、「かめさんがあるいています」っていうところで花とか描いてたらダメなので「かめさんはこういうものなんだよ」というところまでです。「ここに線をいれたら分かりやすいよ」というのもダメです。「こういう風な絵を描いたら」っていうのもダメです。「こういう風に並べて描いたら」というのもダメです。とにかくヒントは一切ダメです。それをする(ヒントを少しでも与える)ともう、その手前で止まります。進化はしません。それをするとヒント待ち状態になるんで、そうするとなにをやってもダメです。
相談者>:そしたら、どういう風にして...。
糸山先生:いやいや、させるだけですよ。ちゃんと時間をつくって、2時間なら2時間時間を作ってお茶を用意してお菓子を用意して、のんべんだらり〜んとやる。で、隣で、もしも時間があればお母さんも他の問題をやる。お母さんがちゃんと文字を絵にすることをちゃんとやる。それは、解けても解けなくても。
相談者>:私は、描いていいんですよね。私は、どうやったらいいか...分からないからぁ。
糸山先生:大丈夫ですよ。文字を絵にするだけですから、そんなの誰にだってできますよ。「亀が3匹います」って書いてあったら、亀を3匹かけばいいんです。「亀が並んでいます」って書いてあったら、並んでいる亀を描けばいいんです。
相談者>:あぁ、はい。
糸山先生:でしょ。だから、絶対できるんですよ。
相談者>:(アッハッハ)できますね。
糸山先生:それなのに、答えが見えないと、子どもって「分からない」ってすぐに言うんです。
相談者>:はいはいはい。
糸山先生:だから、それはうそ。
相談者>:えぇ、描いたら分かるんですね。
糸山先生:だから、とにかく絵を描きなさいといわないとダメで、もう小5ですからそこは約束させなくてはダメです。一切ヒントはもらわないで、絵を描いて、絵の中で考える。式は書かなくてもいい。答えはでなくてもいい。とにかく、文字を絵にするところまでが最初。それが第1段階。絵が描けなければあとはないんで、それを半年かけてきちんと描けるようになれば、どうにかなります。
相談者>:そうですねぇ。はい。
糸山先生:ところが、それができなければ永久に進化はないです。
相談者>:そうですねぇ。
残念ながら、今までやってきたことは0だと思ってください。
相談者>:はい。
糸山先生:それで、そういうふうにしていくと、そうですね、まあ、どうにかなるかもしれない。
相談者>:これは6年生までですよね。
糸山先生:そうですね、でも小学校2年生で中2ぐらいでやる連立方程式の考え方が入って来ているんで、中学校で充分使えるものなんで、中学校の半分くらいまではおそらく、時期的にはそれに費やしていいです。で、高校受験そのものの内容とかも入っているんで、ですから丁寧に1コずつ消化していくと。いいですね。
相談者>:それを塾の先生に。
糸山先生:頼めればいいですけど、本来は自宅でした方がいいんですよ。だって、通うのに時間がかかるでしょ。お金もかかるでしょ。だったら、そのお金で、お菓子を買ったりとかしたほうがずっといいですよ。本当はね。僕も教室をやっていますけど、一言も教えないんですよ。
相談者>:そうなんですかぁ。
糸山先生:一言もですよ。パソコンがあれば、今その様子をアップしているんで見れるんですけど、全然教えないんです。
相談者>:それで、みなさん...。
糸山先生:一言も声かけないんです。1時間半、枠があって自由に来て自由に帰るんですけども、速い子は15分で帰る子もいるし、粘る子は1時間半まるまるいる子もいますけども、その間一言も声をかけない。
相談者>:そうですかぁ。
糸山先生:それで、みんなそれぞれ、だんだん成長していくんです。皆そうなんです。皆子どもはそんな力があるんです。それを周りがつぶしているだけなんです。
相談者>:分かりました。やってみます。

<書き起こしボランティア、有難うございました。>

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●教育費は7000円ポッキリ(文責:どんぐり倶楽部)

●変な言い方ですが、あまりにも、無駄な時間とお金の使い方をしていて

「教育費が大変」と言う声を聞きますので、書いてみました。

■世界中どこにいても、
12年間で、無理なく無駄なく効果的に
「人間的な判断力を含む思考力養成」
ができるシステムを提供する。

■費用は1家庭(子供が何人でも)12年間(0-12才)で7000円。
つまり、教育費は7000円ポッキリで立派な教育が可能だということだ。

■この7000円の投資だけで、実際に、これだけの勉強(写真参照)ができて、

十二分な学力が育ち、

素直で、賢く、逞しい子供が育つ。

Why don't you do it ?

ですよ。

http://dongurishop.cart.fc2.com/
DL-File「良質の算数文章問題・上400題」4000円
DL-File「良質の算数文章問題・下300題」3000円

*使い方や学習相談の記録
http://dl.dropbox.com/u/78229866/bbs-log-all.html

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●過去ログより(文責:どんぐり倶楽部)

●下から読んで下さいね。<ほんの一部の抜粋>
ベタコピーで読みにくいです。
「読解力」についての記述です。
興味のある方のみどうぞ。

~「どんぐり倶楽部」BBS過去ログ~1401-1500
【総索引】【ログ索引】
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[1500] すんな 投稿日:2005/08/18(Thu) 22:44  [四国]そうなんです。下の子は、上の子を見て育つんですよね。ぶちさん、先生、ありがとうございます。こんなこと書くのは、私だけかな~なんて思いながら、書いてたんですが、なんだか勇気と元気が出てきました。うちの子には、どんぐりは、無理なのかな~と思っていたところもあったので、明日から早速、がんばってみます。子供2人といっしょに、絵を書いて見ます。
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[1499] ぶち 投稿日:2005/08/18(Thu) 16:29  [関東]先生、上の子を見て育つ下の子って得ですよね。上の子って、下の子に教え込もうとは全然していませんから、いいのかな。だから、損な一番上の子には、親が上の子みたいにお手本を見せてあげればいいのかなと、考えてやってきたんですが、どうですか?そういう考えで接するようになってから、子供が泣いたりボイコットしたりしなりました。1、2、3年のときは、すんなさんそっくりに、途方にくれていました。年頃もあるんだと思います。まだ勉強することを受け入れられない子もいるし、、、。そこで、私が下の子が自分のまねをしても怒らないお姉さん役になればいいんだと思ってから、子供は泣かなくなり、真似したりしなかったりしながら、どんぐりもうまくいくようになって、子供は勝手に一人で飛べるようになりました。お手本は、そういうふうでいいでしょうか?言葉では教えないと言っても、実際にはカンニングしてるなーと思っても見ないふりで許しているケースもあるやり方です。一人で考え切るというのは、できるときもあるけれど、できないときは誤魔化して「お姉ちゃんの真似」をしている状態を作っていました。このごろはどんぐりに関してはもう全然「お姉ちゃんの出番」がありませんが、、、
●もちろん「お手本」は子供のためにあります。教育者は意図的に「お手本」であっていいのです。保護者はもっと意図的でいいんです。
●カンニングというと聞こえは悪いですが「マスターする」ことは常に「先人・師匠・先輩の技を盗むこと」です。良き師匠は意図的に盗めるように適時、見せてくれるんです。「真似る→真似ぶ→学ぶ」つまり、学習の原点はカンニングなのです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[1498] すんな 投稿日:2005/08/18(Thu) 13:20  [関東]お返事ありがとうございます。私が隣で絵を書くんですか?子供にそれを、見せるのですか?過去ログを読み直します。
●お母さんが「楽しんでする」ことが「お手本」です。教育とは「お手本」を見せ続けることです。「お手本」通りにさせようとすることは調教と言います。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[1497] すんな 投稿日:2005/08/18(Thu) 10:32  [四国]いつも、みなさんの書き込みを見ています。小2のわが子は、なかなかどんぐりに、なじめず、毎日毎日泣いています。絵が違っているとか、文章が読めてないよと指摘すると、すねくれて、そのうち泣き出し、私にやつあたりで、たたいたり、物を投げたりです。年長の16番の問題もはじめ、はこを5こかいて、なかにふうせんを2個ずつ書いて、こたえは、4個でした。それで、箱5こで2個しかもらえないことと、書いた絵は、1個の箱に2個ずつ入っている絵だと説明し、なんとか、箱」5こで、ふうせん2個の絵ができ、あと、4こふうせんがほしいところまでは、わかったのですが、それからは、どう絵をかいたらいいのか、思いつかず、またまたすねくれて終了です。次の日またやろうと言っても、他の問題をしたがります。毎日こんな感じです。楽しくやってもらいたいのに、なかなかうまくいきません。どうすれば、いいでしょうか?
●過去ログを読んで下さいね。考えられなく育てたのはお母さんですからね。7年間の教育の結果です。
http://reonreon.com/bbs-log-all.html
>>絵が違っているとか、文章が読めてないよと指摘すると、
●この時点で接し方が間違っています。
●百問間違って一問正確な絵が描けるんです。この一問のために百問は描けなくていいんです。ただし、お母さんは隣で百問自分の絵を丁寧に描くんです。子供には「指摘」しないんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[1496] あっちゃん 投稿日:2005/08/18(Thu) 10:09  [関東]先生、何度もありがとうございました。まだ、幼稚園ですので、学力養成、といっても真似事から始めればよいのだろう、と、思っていましたが、これは本気で腰をすえてやらなければならないようですね。いづれにせよ、早く気がついて良かったです。
娘は図鑑が大好きで、隅から隅まで読んでしまいます。又、興味を持った事に関しては何でも覚えてしまうので、知識量だけは幼児とは思えない程です。私としては、好きな事を覚えてしまっている分には害にならないだろう、と、思って好きなようにさせていました(但し、例えば恐竜に興味を持つと、展覧会に連れて行ったり、恐竜のお話を娘と考えたり、といった、幅が広がる様な事は意識してやっていましたが)。今、覚えこんだ事は興味がなくなればすぐに忘れてしまうだろうが、それはそれで構わない、この年では稀少動植物の名前を覚えるのもポケモンの名前を覚えるのも同じだ、という感覚が私にありましたから。ところが、外野は違いました。娘が図鑑で覚えた知識を披露すると、周りの母親の顔色が変わります。中には自分の子供に向かって「○○ちゃんがすごく大事な事を言ってくれている。しっかり聞いて覚えなさい。」と言ったお母さんもいました。子供といえども、お世辞でほめてもらっているのかそうでないかは分りますから、今度は娘の方が得意になって図鑑の暗記に励みだしました。明らかに娘が頭でっかちになり始めています。又、この程度の事で娘が天狗になりはしないか、と、それも不安です。娘の動機が純粋でなくなりつつある今、図鑑を取り上げたり、読む時間を制限すべきか、と、迷っています。
●好きなことを取り上げる必要はありません。ただし、知識は単なる知識であってそれだけのことである。つまり、「暗記に価値はない」ことを親が折に触れて伝えればいいだけです。図鑑好きな子は沢山います。そのうちに飽きます。図鑑を全部覚えた子供はいません。できてもしませんからご心配なく。
●問題は時間です。9才までの貴重な時間を考えない学習に使うことが危険だからということです。脳の機能発達(永久脳の完成)に無限の猶予期間があればいくら暗記に時間を使っても構わないのですが、制限時間があるから注意が必要なんです。思考の臨界期で乳脳と永久脳の働きの違いを書きました。そして、幼児・児童期の優れた記憶力は暗記のためのものではなく思考モデル作成のための力であり思考モデル作成時期が過ぎれば消え去ることも書きました。この辺を気にしながら子育てを楽しんで下さい。
……………………………………………………………………………………………
●5時間を図鑑暗記に使った子供と同じ5時間を主体的な遊びに使った子供では思考モデルの数は全く異なるということです。前者は知識は増えますが思考モデルはゼロです。後者は知識はゼロ(多少は増える場合もある)ですが思考モデルは数え切れません。
→だから、「楽しさ」が無い場合の「暗記」は貴重な時間の無駄遣いになってしまうのです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[1495] ゆきまま 投稿日:2005/08/18(Thu) 08:43  [関東]こんにちわ。まだまだ暑いですね。娘がすっかりどんぐり病にかかってしまいました。私も先生の文章題を読んでいると、吹き出しそうなときがあります。(かわいいやら楽しいやらで・・)どうしてこんな楽しい文章題がつくれるのかと感心してしまいます。有難うございます(*^_^*)
●小学校の時に表現練習(大人に合わせた表現方法の練習)をしていないからです。
……………………………………………………………………………………………
●今、小学校で行われている表現力養成(本当の表現力養成ではありません)は実に危険な学習方法です。感覚を鈍らせ、自分を限定し、感情を麻痺させ、相手に気に入るように自分の表現を制限する練習ですからね。これも「できる評価」の弊害です。
※「できる評価」は「できる学習」を導きます。ところが、12才以前の学習で「できる」ことは不要(弊害だらけ)なのですから「不要学習(弊害学習)」をしている事になるんです。評価対象にならないことを評価対象にしていることが現行の小学校の致命的な欠点です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[1494] あっちゃん 投稿日:2005/08/17(Wed) 11:14  [関東]どんぐり先生、お忙しいところ、早々に、ご丁寧な回答、ありがとうございました。確かに、物語をプロットを追って読んでいく場合と、論理的な文章を精読する場合に必要な力は異なりますね。自分の身に置き換えても、よく理解できます。
ただ、娘の場合、違う問題があるような気がします。例えば、昨日例に出した「きのうまでに3こ」という用法ですが、普段の生活で、彼女は「お母さん、明日までに靴を洗ってね。」なんて、普通に使っています。それが文章題として目にした途端に「意味が分らない」となるのは、日常生活ではそこそこ使える言葉であっても、曖昧にしか理解できていなかった、と取るべきか、それとも「言葉の意味を考えるのが面倒だからお母さん教えて」という意味なのか、いつも迷っています。このような場合にも、意味を教えたり、意味が分るようにこちらから誘導するのが良いのでしょうか?
●「精読→絵図」が面倒なのではないでしょうか。実はこの「面倒」が癖になり複雑なものを対象にしたときに能力(できない)になります。
※今の時期に修正しないと恐らく、一般的にいわれる「文系の頭」になります。半分は好みの問題ですので、強制することはないでしょうが、修正には数年かかると考えて取り組んで下さい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[1493] あっちゃん 投稿日:2005/08/16(Tue) 19:01  [関東]お世話になります。年長の娘がおります。8月に入り、ようやく本腰を入れてどんぐりの問題を開始した我が家です。しかし、問題が発生。問題文にある言葉の意味を正確に取れていない場合が多い事が判りました。例えば、〈OMX08〉で、「きのうまでに3かい」とあったのが、何の事やら分っていませんでした。この様な場合、ただ、「書いてある通りに絵に描け」といっても仕方がない、と、母は判断して、意味を理解できるように助け舟を出してしまいますが、それってヒントを与える事と紙一重なのかな、と、いつも迷います。どこまで手を出すべきなんでしょうか?それとも、分らない言葉も含めて、見守るべきなんでしょうか?
ちなみに、本はよく読む子です。自分で読む(黙読でものすごい速さで読みます)のも、読んでもらうのも大好きです。物語の本など、後から内容を話してくれる事があって、それを聞いている限りでは、読解力はある方だと思っていました。
●国語と算数の読解力の差についてはコメント済みです。同じ力(視考力)を使いますが精度が違うんです。国語の精度は実に曖昧です。算数は緻密な細密画です。
●12才以前に速く読むことに(読めること)にメリットはありません。デメリットは致命的です。細密再現できなくなります。流れがないので嫌になるんです。「映画は楽しめるが絵画は楽しめない」ということです。将来的には「算数的読解力→国語的読解力」は容易ですが逆は困難です。だから、国語の読解力養成も「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」を使うんです。
※思考の臨界期は読みましたか?
▼「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」が
国語力(読解力)も養成できる理由は、
シーン展開を
含んでいるからです。
算数と国語の違いは
1シーンの細部描写(再現)か
多数シーンの曖昧描写(再現)かの違いです。
算数も国語も本質的には、
視覚イメージ再現
という点においては
全く同じなのです。
違いは細部描写には
根気と緻密さが必要ですし、
複数シーンの流れをつかむには
大まかな理解(再現)で
数多くのシーン理解(再現)をする、
あるいは完全に理解しなくても
次に行く大雑把さ(拘りすぎないこと)が
必要になるということなのです。
ここで大事なことは
精細(緻密なこと)から
大雑把になることは
比較的に簡単ですが、
逆は難しいということです。
整理整頓を出来る人が
乱雑にするのは簡単ですが、
日頃から乱雑にしている人が
整理整頓するのは難
しいということです。
「どんぐり倶楽部」の
「良質の算数文章問題」は
算数の文章問題ですから
緻密さを要求されます。
しかもかなり高度な緻密さです。

さらに、ストーリー性を
加えてありますから
解きながらの
遊びがあります。
実は、
この遊びが
国語の複数シーンの把握
につながるのです。
算数の文章問題が
楽しくなければいけないのは
「飽きないように」ではなく、
国語力もつけるために
必要だからなのです。
ですから、
「どんぐり倶楽部」の
「良質の算数文章問題」は
これだけで
国語力も算数力も付くのです。
プラトンが創立した
哲学学校の門に
「幾何学を解さざる者入るべからず」
と刻んだのは
「哲学には精緻な思考が必要である」
ということです。
計算とは全く関係ないのです。
また、曖昧な流れの方が
日常的であるが故に
訓練が必要なのは
緻密な描写の方なのです。
映画を楽しめない人はいませんが
絵画を楽しめない人は多いのも
このことが原因です。
楽しい「どんぐり倶楽部」の
「良質の算数文章問題」という
中間形(プラットホーム)を
知っていると
修飾の少ない数学にも
修飾の多い文学にも
どちらにも簡単に移行することが
出来るようになります。
さらに、
独創的な考えも
ヒラメキでさえも
養成することが
出来ます。
なぜなら、
これらは全て
視覚イメージの操作から
生まれるものだからです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

●お題目と実体(文責:どんぐり倶楽部)

●0-12才のもっとも大事な人間育てをする教育現場で、お題目と実体が合致している場を探すのは非常に難しい。

 反対に、アピールする為に、お題目に(意図的に)補助として、差し障りの無い耳障りの良いことを掲げ、
 本体は危険な学習を進めているところは、ゴマンと知っている。
 しかも、学校が非常に多いのには危機感を感じる。
 小学校(幼稚園なども)に到っては、背筋が寒くなる。

 例えば、「規則正しい生活をしましょう」「優しく語りかけましょう」「スキンシップが大事です」といいつつ、
 本体でやっている実体(中心)は<高速・反復・大量>という、厳禁学習である。

 もちろん、実質的な影響は本体からくるので、結果は惨憺たるものである。

 しかし、説明はアピール文でウヤムヤにされる。

 逃げ道を作っているだけなのに、
「ここ(アピール文:キャッチフレーズ)は良いから、みんないい」になってしまい、厳禁学習を許してしまう。

●「体験学習の勘違い」も同様である。

 体験は、味わう時間を確保していなければ無意味である。
 ただ、出かけていって、時間を気にして見て回りレポート提出...×××。
 数多くは意味が無い。

 有意味なものにしようとすると
「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」時間をかけて、となるから、必然的に数は少なくならざるをえない。
「できるだけ多くの体験をして〜」の時点で、勘違い教育だと分かる。
「量より質」と言うよりも「質のみ」が正解である。
 ココに気づくと、環境を言い訳にはしなくなる。できなくなる。する必要がなくなる。
「経済格差」が架空のものであることには言及した。もちろん、環境は経済だけではない。が、全て「質」の問題である。
 人生は質である。と同義だ。
 教育は子供達の未来を育てる。
 それは、子供達の人生とも言える。
 そこに「質」を見出さなくて何を見い出そうというのか。
「お題目」には気をつけることだ。

●成長期には、お題目ではなくやっていることそのものが重要であり、やっていることから生まれる感情や思考が実体であり、それ以外は何もない。

<例>
「こういうふうに花を折ってはいけません」と言いながら花を折っている。(映像を見せる)
→花を折ることに快感を覚えるようになる。(映像の真似をしたくなる)

お題目:花を折ってはいけない
実 体:花を折ることに快感を覚えるように育てている

お題目と実体の乖離に気づかないで、お題目を信じて、とんでもない実体を子供に与えている保護者は多い。

●どんぐり倶楽部の場合は逆が多い。
 普通に見える実践(本体)が、非常に高度に仕組まれた仕掛けになっている。
 何の変哲もない「クロッキー帳をお勧めします」「10の補数と九九以外は暗算厳禁」にも深い意味がある。
 進化を促進するからだ。
 どんぐりのルールはただのルールではない。
 そんなものなら、書き残したりしてはいない。

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■ず~~っと気になっていたこと(文責:どんぐり倶楽部)

●ず〜〜っと気になっていたことがある。
 教育熱心で、よく勉強していらっしゃって、「どんぐり」もご存知なのに、勘違い教育に走ってしまう。
 そういう方のブログを度々目にしていた。
 気になって、時々ブログ訪問をするのだが、案の定、子供は、予想通りに悪化している。
 ところが、一向に気づく気配はない。
 コメントを入れても反応は分かっているので入れない。
 だが、不憫である。

「できるに目が行くと伸びを測れなくなる」

「今できる」=「伸びる」ではないことを納得するには、結構長いスパンでの成長過程を知らなくてはならない。
 でなければ、理解すること事態ができない。

例えば、こういうことだ
>どんぐり問題をやっていて、大きい数の割り算を絵で考えることを嫌がったから、2年生の途中で止めた。
●これ(この年齢では、遊び感覚ですべきこと)をしたくないと思うのは、(年齢的に普通ではなく)理が優っている状態に育ててしまったからです。

「こんな事しなくてもわかるからいいじゃん」「めんどくせぇ」状態ですね。

この過程(早期に理が優っている状態)に入ってしまって、自分で自分の才能を半減させた子供達を数多く見ているので分かりますが、本人も保護者も全く気づきません。

それどころか、口には出しませんが、親も「そんな事する必要ないんじゃない」と思うことが多く、しないほうが「頭がいい」と勘違いしているから、異常に気づかない。

「感情のない顔と鋭い目つきには要注意」と書いているが、その手前の状態である。

さらに、2年の後半から「思考」を要する問題になっているので、思考以前に成長を閉じたことになる。

高度な勘違いである。どんぐりを、基本的な理論思考を作る踏み台と見ているようでは、残念ながら、MAX教育は不可能である。

例えば、漢字を一瞬で覚える方法(IF法)は教えるが、なるべく使わないようにしてもらうのが「どんぐり倶楽部」である。

なぜなら、その年齢では、多量にすべき事ではでないからだ。

効率的なやり方を知らないから、しないように言っているのではなく、最高の手法を知っていて言うのだから、その理由を考えていただきたい。

「どんぐり」のからくりは全てそうなっている。

既存の学習方法が目指す最高点に、もっとも効率良く辿り着く術を知っている、が、使わない。

それには、理由があるのだ。

子供の才能が潰されるからだ。

でも、気づかない。

相当賢い親でも気づかない。

生活環境の変化までは考えないのだろう。

今(小学校で)、50地点にいて、本来200地点までいけるのに、「50地点から120地点に行ったから、才能が開花した」と言って喜ぶ人が殆どだ。勿体無い限りである。

私は、1990年台(在職時)に50人程度を開成中学に合格させていた塾にいた。
だから、いわゆる「頭のいい子共」がどう育つのかは分かる。
そして、その中のコンマ数%の子供が余裕でいることも知っている。
逆に言うと、そのコンマ数%以外の子供達が悲惨な末路をたどるのも知っている。

上記の様なブログで見受けられる書き込みの根底の考え方には「全体は部分から成り立っている。だから、部分を完璧にマスターすれば全体になる。」という機械的な思考があるように思われる。

ここが、違う。

全体は全体のままで、大きくなったのだ。

常に、全体で成長しなければ、合わせたところで歪になる。

これが、分かっていない。

所謂、複雑系である。

これは、歩行には両足のバランスが必須であり、片足ずつをバラバラに鍛えても、歩けるようにはならない。という例えで説明していたものである。

■2005年のアドバイスより
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[636] しげる 投稿日:2005/01/28(Fri) 20:37  [中国]宿題に計算カードを2分以内でやるというのが毎日あります。それって何の意味もありませんよね。それで三角計算を私が作ってやらせています。足し算と引き算が親戚だということがわかってきたようです。もう少しで公文の後遺症が直るかもしれません。しかし、文章題はまだまだ先のようです。それで、思考力を鍛えるために四谷大塚のパズルをやらせています。思考力が視考力に変わるのでしょうか?
●パズルは不要です。肝心なのは「言葉←→絵図」の行き来の部分です。「言葉」だけ「絵図」だけというのは、歩く準備のつもりで「右足だけ」「左足だけ」を動かしているようなものです。実際に歩くには両方を使って初めて出てくる感覚(バランス感覚など)が大事なのです。片方ずつやっても何にもなりません。時間とお金の浪費です。「お話し」をしてあげたり散歩をしたりする方が学力は伸びますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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●楽しければいい???(文責:どんぐり倶楽部)

●偶然、早期教育記録系のブログで「楽しければOK(ストレスがあるものがNGなだけ)」と書かれてあるのを見て、
 驚いた。子供の反応も、既に危険な症状。それを自分で書いていてもわからない。
 多量のインプットによる反射現象、言葉の混乱による英語の発話。
 これを<成果>と見ている。
 破綻の予兆を喜んでいる。
 ん〜〜〜。

●「美味しければOK、幼児にアルコールもOK」と言ってるのだから。
 甘くて美味しいお酒はいくらでもある。
 世界を見渡せば、幼児のアル中も多い。
 勉強、学習と名がつくと途端に見えなくなる。

■楽しく笑いながら「自力では考えられない頭」を育てることに、時間とお金をかけることほど悲惨なことはない。

<カルーアミルク>

「1歳半の娘が夫の父に酒を飲まされ、アル中になりかけていた」と母親は訴えた。この母親はアラブ人で、27歳の無職のアラブ人男性と結婚して4年になる。夫の父は何度も娘に酒を飲ませていたが、母親がそれに気づいたのはごく最近のこと。娘は祖父の膝の上に座り、すっかり慣れた様子で酒を飲ませてもらっていた。

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●幼児・児童期の、結構気づかない落とし穴(文責:どんぐり倶楽部)

●幼児・児童期に限っては

「本の量を目あすにしてはいけない」
「本の虫は避ける」
「外遊びと読書の選択がある場合には、90%は外遊びを選ぶ程度に調整する」
*詳細はHPにて検索して下さい。<本の虫>で出ます。

■レオンくんのときどき日記
reonreon.com/tokidoki.html
早期(小学生の時期)から、本の虫になってしまっていると、物理的に、実体験を味わい、読解力の源を蓄積する時間をとることができないので、必然的に読解力は、低下する。反応するべき下部そのものが貧弱だから。そういう意味(物理的に実体験を味わう時間を ...

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●俯瞰(なぜ的確なアドバイスが可能なのか)+どんぐりポケットの様子(文責:どんぐり倶楽部)

●子育てと教育の世界を俯瞰できなければ、目的地に導くことは出来ない。
どんぐり理論を知っていると、それが可能になります。

*まずは、FUJI XEROXのCM をご覧ください。(俯瞰できないと目的地にはいけない状況が分かります)
*次に、今昔絵図をご覧ください。環境悪化の程度を黒線バリアが示しています。

*昔は可能だったが、今では、放任主義や、偶然教育では目的地には辿り着けない。ということです。

●どんぐりポケットの一日(学習相談、問題選び、添削の様子、子供達のリラックス加減、子供によりアドバイスの変化)が見てとれると思います。

*計算で一箇所間違っている部分を見つけ出した(動画0:49:35)写真<3MX88>

*最後の女の子(2年生)の素敵な絵<2MX36>
 

※この絵が描かれた時の詳細な教室の様子はこの方のブログで

 

●小6の男の子(生粋のどんぐりっ子:サッカー少年)の動画
0:12:30-0:27:20(お話しながら15分で解答)

<6MX98>  月  日( )
でんでん虫のろ太君の家から学校までの距離は1m20cmです。昨日は、家か
ら学校までの1/2(2分の1)を時速3.6mの速さで歩き、残りの距離を超スピー
ドで走ったので14分で学校に着きました。今日は最初から最後まで超スピード
で走ろうと思っています。7時55分丁度に家を出ると学校には何時何分に着く
ことができるでしょうか。
……………………………………………………………………………………………
*この時の写真

●お喋りをしながらも、集中して、いつも15分くらいで解いて帰る小6の生徒です。
生粋の「どんぐりっ子」です(どんぐり以外はソフトボールだけです)ので、
「どんぐり」だけで、どういう力がつくのかの参考になると思います。
※実際に、御覧の皆様も問題を解いて下さいネ。

●科学的に考えるとはこういうこと(文責:どんぐり倶楽部)

●科学的に考えるとはこういうことだ。
 思考回路網作成に使える時期や方法は決まっている。「どんぐり倶楽部」で公開してある。
 思考回路網作成のための進化エネルギーは有限である。→「減少の一途」
 させてはいけない教育に、そのエネルギーを費やすことほど「もったいない」ことjはない。
 12歳までに思考回路網を完成させるために余計なことをさせないで欲しい。

■読売新聞より(産婦人科医:詠田由美)
<市民公開講座>
 産婦人科医としての長いキャリアのほとんどを不妊症治療に費やしてきた。
 望んでも子宝に恵まれない夫婦が、10組に1組と言われる時代。自身も約7000人の患者と向き合ってきた。
 男性に不妊の原因があるケースは増えている。

 だが危惧するのは、
「年齢ともに卵子は老化し、やがてなくなる」
という事実を正しく認識していない夫婦が多いことだ。

 卵子はすべて胎児の頃に作られ、その数は約700万個。その後は「減少の一途」で、誕生時にはすでに200万個に減り、初潮を迎えるころには30万個、その後月経のたぴに300〜1000個を減らしながら、約3〜5万個程度になった時に閉経を迎える。

 女性の社会進出や結婚観の変化などで晩婚化は進む。それでも『健康なら子どもはいつでも授かる」と信じる夫婦は多い。

 実際は数の減少とともに卵子の老化も進み、30歳代の初めから妊娠率はぐっと下がる。

「排卵障害など、疾患であれば治療の手だてがある。ただ、卵子が老化し、やがてなくなってしまう事実は、産婦人科医にもどうすることもできない」

 日本では性教育に加え、「閉経教育」がなされていないとも指摘する。女性の活躍は歓迎するが、出産に適した時期を逃している夫婦が多いことは気がかりだ。

「働きたい、自分たちの時間を大切にしたいという気持ちもあるでしょう。ただ出産を後回しにしすぎると、本当に大切なものが得られない結果になるかもしれません」と訴える。


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●MUSEO-Special-DVD(文責:どんぐり倶楽部)

●MUSEO del DONGURI 開館記念として、限定100枚(Serial No.001-100 付き)の予定です。
内容・値段は思案中です。

*スタッフ会議の結果 MUSEO-Special-DVD2012 は20000円 限定100枚 とします。


内容:どんぐり方式の研究に十分な画像資料(未公開)+実際の指導の動画(未公開)+アドバイスポイント(未公開)


※研究用に作成予定のDVD(60000円)と同等の内容とします。

※制作に時間がかかりますので受付のみ開始します。(受付2012.11/10-12/20のみ:以降は研究用DVDをお求め下さい)

※配布はクリスマスに間に合わせたいと思っております。全世界無料発送いたします。

<住所・氏名・電話番号・メールアドレス>を記入して、下記までお申込み下さい。

donguriclub@reonreon.com


件名:MUSEO-Special-DVD2012申し込み


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