こんなにも精巧な体が、
遺伝子の中にプログラムされているのだよ。思考の設計図程度のものは、
全てプログラムされていて当然だし、
そう考えるのが、いたって自然である。
そして、
それぞれの教育環境によって、
その設計図から必要と判断された部分が
思考回路として使われる。注意すべきは、
使う必要がないと判断された部分は、
設計図はあっても回路にはならないということだ。そして、この活動は、12才がリミットである。
2012年夏の特別添削教室より
■自力で描き起こした絵図という、オリジナルの材料で、
自由自在の思考方法を手に入れ、賢く幼く逞しく育っている様子が手に取るように見えます。
子育ても学習も、成長の状態が見える術を知っていると、惑わされることなく
混乱することなく、その子の状態に合わせた健全な環境設定が可能になります。
E means Education
現代では、健全な教育の中心に、現代の教育環境をよく理解した上での、現代特有のマイナス学習に対する対応策や回避策を含む予防教育を据えることが重要である。 このことを承知しておかなければ、教育環境の悪化に気付かずに時代に流され、善かれと思ってしたことがマイナス学習になりかねない状況となっている。 現代(2000年代)ほど、様々な教育情報を、環境の影響による変化に対応させて(調整して)正確に理解し、学習の制御をしなければならない時代はない。 主な原因は、スピード生活と、(仕組みの)見えない化と携帯電子ゲーム(遊びの貧弱化)という、主体的に動くチャンスを奪われている生活環境と教育環境だと考えられる。 日常生活の中で、目に見えるカラクリ(複雑な仕組みを目にする機会)から、思考回路を導き出すチャンスがなくなり、自然を感じ、味わうことを軽視して、思考の原形回路を作るチャンスを逃している。 今までなら、偶然だったり、否応なくだったり、放任された結果だったりが、偶然にも何かを深く感じ、味わい、考えるチャンスを作っていた。
学校での、いじめの発見が難しいとか言ってる。
それは、親の仕事だ。 学校は、イジメが発生する場所、イジメられる場所であって発見できる場所ではない。 基本的には、発見場所は、家庭であり、発見者は親である。 そうであるべきである。常に発見できる状態にしておくことが予防になる。 ここを学校に任せるのは、物理的に無理がある。 発見できたとしても、 いち早く家庭で発見すべきであるという意味も含めて イジメは家庭で発見する。